「明日ママ」脚本家 視聴者に感謝「厳しいご意見も温かいご意見も」

[ 2014年3月13日 19:45 ]

日本テレビ系連続ドラマ「明日、ママがいない」主演の芦田愛菜

 12日に最終回を迎えた日本テレビの連続ドラマ「明日、ママがいない」(水曜後10・00)の脚本家・松田沙也さんが13日、1月16日以来56日ぶりに自身のツイッターを更新。視聴者に感謝した。

 物語の舞台になった児童養護施設の描写などをめぐり、賛否両論を巻き起こした。全国児童養護施設協議会がドラマの内容改善を求めるなど、社会問題にもなった。 

 「『明日、ママがいない』最終話の放送が終わりました。厳しいご意見も温かいご意見もたくさん頂いた作品、ひとつひとつお返事はできませんが、すべて読んでいます!ご視聴ありがとうございました」

 松田さんは放送開始直後の1月16日に「このフィクションを通して、まずは子ども達に興味を持ってもらうこと、そして彼女達が問題に立ち向かう姿を見た同年代の子どもたちにも少しでもプラスの感情を抱いてもらえればと思います。伝えたいことはドラマをご覧頂ければ、と」などとツイートしていた。

 抗議もあったが、第6話(2月19日)で「一度心に受け止めるクッションを持ちなさい」などと施設長(三上博史)が子どもたちを説く長台詞はインターネット上などで絶賛の声が多く集まった。

 最終回でも、ポスト(芦田愛菜)と施設長に「手放された子どもはつらいよね」「手放した親も後悔していきなくちゃならない」「どうしたらいいのかな?」「それを考える。ずっーと考える」「私も考える」「みんなで考えるんだ」と語らせ、メッセージを発信した。

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2014年3月13日のニュース