佐村河内氏 新垣氏を「名誉棄損で訴えます」 妻に離婚申し入れも「しないよ」

[ 2014年3月7日 12:58 ]

都内のホテルで会見した別人のような風貌で現れた佐村河内守氏

 作曲家偽装問題の渦中にあり、「両耳の聞こえない作曲家」として知られた佐村河内守氏(50)が7日、都内で記者会見を開き関係者に謝罪の言葉を繰り返した。

 ゴーストライターを務めた作曲家の新垣隆さん(43)の発言への反論は、聴力にも及んだ。新垣氏が記者会見で「初めて会った時から耳が聞こえないと感じたことはない」と証言したことに「新垣氏はウソを言っている」と猛反論。電話で音楽を聴いたとか「全くバカバカしい」と切り捨てた。そして、食い違う新垣氏の証言について「名誉棄損で訴えます」と断言した。

 妻はゴースト問題について18年間「全く知りませんでした」と告白し「凄く叱られました」「一番だまされていたのは私だ」と妻に言われたと続けた。まだ日本でのできごとであり、これが世界に波及しなくてよかったなどと諭されたとした。この問題発覚後、佐村河内氏が離婚を申し出たが妻には「『しないよ』といわれました」とも話した。この日の髪型も「髪の毛は、妻が元美容師だったので任せて切ってもらいました」と明かした。

 また、妻の母親が指示書は妻の字であるなどと佐村河内氏への発言をしていることについても「妻はこれはウソ八百だと…名誉棄損で訴えたいと言っています」というエピソードも披露した。

 18年間の収支について「今年初めて黒字になった」とし、これまで新垣氏へのギャラについては「現代音楽のご教授代」として「妻にはウソをついて高いお金を支払わせていました」と明かした。

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