佐村河内氏「いつかばれるんじゃないかとの気持ちあった」

[ 2014年3月7日 19:20 ]

会見で涙を見せる佐村河内守氏

 作曲家偽装問題の渦中にあり、「両耳の聞こえない作曲家」として知られた佐村河内守氏(50)が7日、都内で記者会見を開き関係者に謝罪した。以下は同氏との一問一答。

 7日に記者会見した佐村河内守さんとの一問一答は次の通り。

 ――ソチ五輪で、(新垣隆さんがゴーストライターとして作曲していた曲を使用した)高橋大輔選手の演技を見たか。

 「つらくて見られなかった」

 ――18年間、偽装を続けていた間の思いは。

 「テレビで大きく取り上げられてから自分が制御できないくらい大きな存在になって恐怖を覚えた。いつかばれるんじゃないかとの気持ちはあった」

 ――罪の意識は。

 「ありました」

 ――新垣さんは「(佐村河内さんが)耳が聞こえていないと感じたことはない」と言っていた。

 「新垣さんは全くうそを言っています」

 ――新垣さんがうそをついていると言うのか。

 「はい。新垣さんを名誉毀損で訴えます」
――現在、耳はどんな聞こえ方をしているのか。

 「前より少し聞こえるようになっているが、語尾や音の終わりが曲がっている感じがする」

 ――これまでしていたサングラスは。

 「顔をさらして全国の皆さんに謝罪しようという気持ちです。(サングラスを)してくると、しかられるとも思った」

 ――自分が輝いていると感じた時があったか。

 「輝いていなかったと思います。だましているというのがあったので、喜べなかった」

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