真木よう子 35年ぶりダブル受賞 うっすら目も潤む

[ 2014年3月7日 22:35 ]

日本アカデミー賞で主演と助演の女優賞をダブル受賞した真木よう子

 日本映画界の祭典、第37回日本アカデミー賞の授賞式が7日、東京都港区のグランドプリンスホテル新高輪で行われ、真木よう子(31)が「さよなら渓谷」で最優秀主演女優賞、「そして父になる」で最優秀助演女優賞を受賞した。

 演技部門のダブル受賞は第2回の大竹しのぶ(56)=「事件」で主演、「事件」「聖職の碑」で助演=以来35年ぶり2人目の快挙。

 最優秀助演女優賞のスピーチで「すっごいビックリしました。まさか、いただけるとは思わなかったので」と驚き。映画で夫婦を演じたリリー・フランキー(50)が最優秀助演男優賞を受賞。「リリーさんと一緒に獲れて、何かすごくうれしいです」と喜んだ。

 「さよなら渓谷」は「こういうグループが、組がまだ日本にあるんだったら、私は(女優を)やめたくないなと思わせていただいたチームだったので」と振り返る。

 最優秀主演女優賞のスピーチは「ほんっとうに、うれしいです。ありがとうございます」と、さらに言葉に力が入った。「現場にいた1人残らず、すべての方々のおかげで、この賞を獲れたと心から思っています」と感謝をささげ、その目はうっすら潤んでいた。

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