「小さいおうち」の黒木華が最優秀女優賞 ベルリン国際映画祭

[ 2014年2月16日 03:59 ]

ベルリン国際映画祭で最優秀女優賞に輝き、トロフィーを手にする黒木華

 第64回ベルリン国際映画祭で、主要賞の授賞式が15日(日本時間16日)に行われ、コンペティション部門に出品した山田洋次監督(82)の「小さいおうち」に布宮タキで出演した黒木華(23)が最優秀女優賞に選ばれた。日本人の同賞受賞は2010年の「キャタピラー」に出演した寺島しのぶ(41)以来4人目。

 作品は中島京子さんの直木賞受賞作が原作。昭和初期から終戦にかけて「平井家」に奉公した女性、布宮タキが見た日常と平井家の奥様の“密やかな恋愛”を描いた。 主演は松たかこ(36)。

 黒木は昨年公開された「舟を編む」(監督石井裕也)「草原の椅子」(監督成島出)などに出演し、日本アカデミー賞、ブルーリボン賞などの新人賞を総なめにしている。

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