ハワイにドラえもん登場 作者生誕80年で原画展 海外では初

[ 2014年2月16日 11:51 ]

 人気漫画キャラクター「ドラえもん」の原画を展示する特別展が15日、米ハワイ・ホノルルの博物館で始まった。昨年12月に作者の藤子・F・不二雄さん(故人)の生誕から80年となったのを記念し、川崎市藤子・F・不二雄ミュージアムなどが企画した。海外での原画展は初めて。

 会場はハワイの伝統文化や日系移民の歴史を展示する「ビショップ・ミュージアム」。4月20日まで、「のび太の恐竜」など劇場作品となった漫画本の原画70点以上が展示され、身長129・3センチのドラえもんと等身大の人形と触れ合えるコーナーもある。

 ドラえもんはアジアや欧州諸国では人気があるが、米国では知名度が低く、英語版の電子書籍が昨年発売されたばかり。

 川崎市藤子・F・不二雄ミュージアムの大倉俊輔副館長は「読むと元気が出るドラえもんの世界を多くの人に知ってほしい。ニューヨーク近代美術館やパリのルーブル美術館でも開催するのが夢です」と話した。(共同)

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