西川史子 佐村河内守氏の聴力回復「現実としてはありえない」

[ 2014年2月16日 10:35 ]

西川史子

 医師でタレントの西川史子(42)が16日、TBS系情報番組「サンデー・ジャポン」(日曜前10・00)に出演し、18年もの間、ゴーストライターの新垣隆氏(43)に作曲をさせていた佐村河内守氏(50)が寄せた直筆の謝罪文について怒りをあらわにした。

 佐村河内氏は謝罪文で「3年前くらいから言葉が聞き取れる時もあるまで回復していた」と聴力の回復を認めている。

 これに対し、西川は「今まで障がい者認定2級を受けて戻った例はないんです。もしかしたら人の身体なので第一人者なのかもしれないですが、現実としてはありえない」と医師の立場でコメント。「障がい者というところを使うのは本当に卑劣。本当に卑劣な人だなって、憤りしかない。(障がい者手帳の)返却だけではダメ。受け取っていた額も全部返さないと謝罪にならない」と声を荒らげた。

 元衆議院議員でタレントの杉村太蔵(32)も「難聴を装って不正に受給しようという人が少なからずいる。回復するのは奇跡に近いし、一度交付されたら永遠に続く。それを歯止めをかけるためには定期的に検査するというのも、本当に不自由な人に負担をかける。信頼関係で成り立っている制度なので、許されることじゃない」。

 演出家でタレントのテリー伊藤(63)は「みんなは援護するかもしれないが(ゴーストライターの)新垣(隆)さんだって悪いと思う。今度は2人で会見すればいい。(佐村河内氏は)“ヒロシマ”という言葉を使ったり、震災のところにも同情するように行ったり、本当に罪深い。でも、彼は根性無いから出てこられないかもね」と持論を展開した。

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