井上和彦 最後の“永井波平”の生き生きとした声にしみじみ

[ 2014年2月10日 14:55 ]

井上和彦

 声優の井上和彦(59)が10日、自身のブログを更新。師匠である声優の永井一郎さんが磯野波平の声を演じた最後の放送になった9日の「サザエさん」を見ての思いをつづっている。

 井上が「19歳の時にお芝居を教わりプロダクションにも入れていただいた師匠」が永井さんだ。永井さん最後の波平の声を聞き「生き生きとした永井さんにのお声に何とも言えないものを感じた。と、同時にこの仕事をさせていただいている事に感謝をしました」と恩人への思いを新たにした。

 そして「最近、立て続けに先輩が亡くなってつらい」と加藤精三さん、塚田正昭さんへもコメント。「精三さんはスタジオでニッコリ笑って和彦~と言っていただくだけで安心しました」「塚田さんは存在そのものが優しく、お声を聞くだけで安心する方でした」という。

 永井さんとの笑顔のツーショット写真をアップしながら「まだまだ恩返ししてないよ」「井上、役者としてはまだまだですが精いっぱい頑張ります」と先人たちの遺志を継いでゆく覚悟を示している。

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2014年2月10日のニュース