友利新 戦死した軍医の叔父と父の言葉で医師を目指す

[ 2014年1月5日 00:11 ]

友利新

 医師でタレントの友利新(ともり・あらた、35)が4日、自身のブログを更新。叔父が戦死したこと、そして医師を目指した理由をつづっている。

 この日、映画「永遠の0」を六本木で観賞。原作は「胸に詰まり」途中で読めなくなったと明かす。友利の叔父は軍医だったがソロモン諸島で戦死。その26年後、医専の同級生が建てた墓標の除幕式の時に、父から叔父の手記を見せてもらった。そこには「畑まで売って医専に行かせてもらい、これから親孝行ができると思っていたのに、ソロモンと決まった以上、もう生きては帰れない。親孝行できずに死ぬのが無念だ」という言葉が…。

 そして、父から「正太郎叔父さんがいたから君がいるんだ。それを忘れないで、彼が果たせなかった夢をかなえてほしい。そしてそれを伝えてほしい」と言われた。

 「それは私が医師になろうと思う大きな出来事でした」

 映画を見てた後も「しばらく立ち上がれませんでした」という友利。叔父の、父の言葉をかみしめていたのかもしれない。

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2014年1月5日のニュース