「あまちゃん」アジア進出!11月から台湾、来年2月にはタイで

[ 2013年10月23日 16:13 ]

「あまちゃん」でヒロインを演じた能年玲奈

 先月まで放送されていた能年玲奈(20)主演のNHK連続テレビ小説「あまちゃん」が11月からアジア地区で放送が開始されることになった。23日、東京・渋谷の同局で行われた定例会見で発表された。

 11月上旬から台湾で、来年2月からタイで放送される。台湾ではケーブルテレビ「ビデオランド社」の日本チャンネルで中国語字幕を付けて、タイではケーブルテレビ「トゥルービジョンズ」でタイ語での吹き替えで放送されるという。「あまちゃん」は米・ハワイでの日系人向けのケーブルテレビ局で6月から英語字幕をつけて放送されているが、アジアで放送されるのは初めて。

 同局によると「台湾では特に80年代の日本のアイドルなどにも親和性がある」といい、同番組は「アジアでも人気がある」という。ちなみに、台湾では流行語となった方言「じぇじぇじぇ」は「音が近い」ので「接接接」と表記されるという。

 来年前期放送の吉高由里子(25)主演の連続テレビ小説「花とアン」の語りを歌手の美輪明宏(78)が担当することも同時に発表された。初めてドラマのナレーションを担当することになる美輪も「私も大正時代こそ存じませんが、昭和の戦前、戦中、戦後を生きてまいりましたので、あの時代の空気感、臨場感がいささかなりとも表現できれば、お役に立つのではないかと思っております」などとコメントを寄せた。ドラマは24日よりロケにてクランクイン予定。

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2013年10月23日のニュース