バルス祭りで世界新の「天空の城ラピュタ」 視聴率は18・5%

[ 2013年8月5日 10:00 ]

 宮崎駿監督のスタジオジブリの長編アニメーション映画「天空の城ラピュタ」が2日に日本テレビ系「金曜ロードSHOW!」(午後9時~同11時34分)で放映され、平均視聴率が18・5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)の高視聴率を記録したことが5日、分かった。地上波では14回目のオンエアだった。

 1986年に劇場公開された宮崎監督の初のオリジナルアニメ映画で、スタジオジブリ制作映画の第一弾。鉱山町で働く少年・パズーが青い石のペンダントをした少女シータと出会い、彼女を守るため、空に浮かぶという伝説の城「ラピュタ」を探し求める冒険の旅に出る物語。2回目の22・6%(1989年7月放送)を筆頭に、過去13回中6回で20%を超えており、2011年12月の前回放送でも15・9%を獲得している。

 テレビオンエア時には、終盤の山場に登場するパズーとシータが唱える滅びの呪文「バルス」を視聴者がツイッターをはじめとするSNSや、2ちゃんねるの掲示板などに一斉に書き込み、サーバーがダウンするなどの問題が発生する、いわゆる“バルス祭り”でも話題を呼ぶ同作。今回も2人がバルスを唱えるシーンとほぼ同じ午後11時21分50秒に、ツイートのピークを向かえ、これまでの最高だった今年元旦の「あけおめ」の毎秒3万3388ツイートの約4倍となる毎秒14万3199ツイートというとてつもない世界記録を樹立した。

 放送時間の一部が重なったTBSの連続ドラマ「なるようになるさ。」(金曜後10・00)の第4話は11・8%だった。

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2013年8月5日のニュース