舘ひろし 初の橋田ドラマ、長ゼリフ“優遇”にピン子チクリ!?

[ 2013年7月4日 06:00 ]

TBS「なるようになるさ。」制作発表会見に出席した左から舘ひろし、橋田寿賀子氏、浅野温子、泉ピン子

 俳優舘ひろし(63)が主演するTBS「なるようになるさ。」(12日スタート、金曜後10・00。初回は後9・00)の制作発表が3日、都内で行われた。舘や浅野温子(52)、泉ピン子(65)らの出演者と脚本家の橋田寿賀子氏(88)が出席した。

 定年間際の会社役員(舘)とその妻(浅野)が自宅で開いたレストランを舞台に繰り広げるコミカルな人間模様を描く。

 ファンだったという橋田氏のラブコールを受け、舘は橋田ドラマに初挑戦。特徴の長ゼリフの克服方法について「(橋田)先生が“好きに(セリフを)切っていいわよ”と言ってくれたので自由にやっています」と笑顔で語った。

 主人公の妻の姉役で出演するピン子は、90年から出演する同局「渡る世間は鬼ばかり」で橋田氏の脚本を一言一句正確に伝えており、「こんなに直していいのかと思いました。舘さんは間違えようが、何をしようが気にせず、明るくて素晴らしい」とカルチャーショック?を口にした。そして、「私の23年間は何だったんでしょう!(渡る…で夫婦役の)角野(卓造)さんに(撮影現場を)見せたい!」と笑いを誘った。

 橋田氏は「視聴者に意図が伝わればいいので、どんな言い方でも…と伝えています」と説明。細かい言い回しにはこだわらないものの、出演者は台本を徹底的に読み込んでおり、舘は「面白くないはずがないです」と自信をのぞかせた。

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2013年7月4日のニュース