千葉真一　小島よしおの前で「そんなの関係ねぇ！」本人感動しきり

　韓国のアクション映画「ベルリンファイル」のＰＲイベントが４日、東京都内で行われ、俳優の千葉真一、お笑いタレントの小島よしおらが出席した。

　テレビドラマ「キイハンター」のアクションで知られる千葉は「よそさまの宣伝をするなんて、芸能界に５０年以上いて初めて」と戸惑い気味だったが、アクションの心得を教わろうという子供たちと小島が登場すると一変した。

　千葉は「アクションは投げられる、蹴られるだから、主役より相手が大事」と語り、受け身を熱血指導。小島は千葉や柔道指導者の資格を持つ女性タレントに投げられっぱなしで、最後は柔道着のズボンが落ち、海パン姿になる始末。千葉は「君のギャグはもっとレベルを上げた方がいい」ときっぱり諭した。

　千葉が日本映画界について「もっと（俳優が）世界に出ていかなくてはダメ！」と熱く語ると、小島は「世界に出た千葉さんが、英語とかしゃべれなくても関係ないとおっしゃっている。本当に僕もそんなの関係ねぇ！」とおなじみのギャグを披露。千葉は「あっそれ、君がやってたんだ！」と遅ればせながら気付き、会場の笑いを誘っていた。

　千葉が「キイハンター」の続編の脚本を書いていることを明かすと、小島は「ぜひ参加したいな～」とアピールし、千葉がすかさず「そんなの関係ねぇ！」。持ちネタを披露してもらえた小島は「世界的なギャグになりました」と感動しきりだった。