福山雅治 カンヌ栄誉に喜び「届いた!という手応えが賞という形に」

[ 2013年5月27日 11:59 ]

18日、第66回カンヌ国際映画祭の公式上映前、写真に納まる是枝裕和監督(中央)と福山雅治(右端)、尾野真千子(右から3人目)ら出演者

 第66回カンヌ国際映画祭授賞式が26日(日本時間27日)に行われ、是枝裕和監督(50)の「そして父になる」が審査員賞を受賞。主演の福山雅治(44)ら出演者が喜びのコメントを寄せた。

 福山は「いま改めて、カンヌに連れていっていただいた喜びを実感しています。あの10分を超えるスタンディングオベーションの中で感じた『届いた!』という手応えが、審査員賞という形で監督の元に届けられたことを心からうれしく思います。是枝監督が日本に戻られたらみんなでお祝いしたいです!この作品に携わった全ての方々、そして何より是枝監督、本当におめでとうございます!」と監督の偉業を祝福した。

 福山の妻役を演じた尾野真千子(31)は「海外の方々と映画を通じて繋がり合えたことが本当にうれしいです」。真木よう子(30)は「初めてカンヌ国際映画祭へ行けただけでも幸せでした。さらに審査員賞をいただいたという報告を受け、言葉にならず、胸がいっぱいです」、リリー・フランキー(49)は「是枝監督の真しな思いが描かれたこの作品が評価されたことを大変うれしく思います。参加できたことを、とても、誇りに感じます」とそれぞれ喜びのコメント。

 また、2人の子役たちも初々しくコメントを寄せ、二宮慶多(6)は「僕も楽しくお仕事できて、とてもいい思い出になりました」、黄升ゲン(7)は「是枝監督、僕を選んでくれたありがとうございました。福山さんたちと一緒にフランスにも連れていってもらい、目も開けられないぐらいたくさんのカメラにびっくりしたけど、みんなと一緒だったからとても頑張れました」と喜びを表現した。

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2013年5月27日のニュース