「あまちゃん」コンサート１回だけ開催！「テーマ曲生で」要望殺到！

６月１９日に発売される「あまちゃん　オリジナル・サウンドトラック」のジャケット

　ＮＨＫ連続テレビ小説「あまちゃん」がコンサート化される。オープニングテーマなどを収録したアルバム「あまちゃん　オリジナル・サウンドトラック」が６月１９日に発売。この記念公演として７月２日、東京・渋谷のパルコ劇場で開催される。

　同ドラマの音楽を担当した大友良英氏（５３）ら、サントラの録音に参加した１４人が「大友良英＆あまちゃんスペシャル・ビッグバンド」の名で集結。ギターやフルート、サックスなど楽器だけのインストゥルメンタル形式で、テーマ曲や挿入歌を演奏する。

　テーマ曲は今月１０日に先行配信がスタート。配信サイト「レコチョク」の着うたデイリーランキングで４度の１位を記録するなど、ポップス勢に交ざって高い人気を示している。サントラは従来１万枚でヒットとされるが、「予約が好調で初回出荷だけで１万枚程度になりそうだ」（発売元のビクター）。劇中でヒロインの能年玲奈（１９）らが驚いた時にもらす東北地方の方言「じぇじぇじぇ」な反響だという。

　ＣＤ発売前にもかかわらず、ＮＨＫなどにも「テーマ曲を生で聴きたい」との声が殺到。パルコ劇場が「あまちゃん関連のイベントを開きたい」とＮＨＫに打診したこともあり、開催となった。

　大友氏はドラマの収録現場に頻繁に足を運び、ストーリーや演出に合わせた新たな音楽をいまも作り続けている。「最低でもあと４回は音楽録音がありそう」と話しており、サントラには収録されない新しい曲が公演で演奏される可能性もある。公演は当日１回のみで、２７日からイープラスでチケットの先行受け付けが開始される。