アンジーの叔母 乳がんで死去…遺伝子に変異

[ 2013年5月27日 12:32 ]

 乳がんのリスクを高める遺伝子変異が見つかり、両乳房の切除・再建手術を受けたことを公表した米人気女優アンジェリーナ・ジョリー(37)の母方の叔母(61)が26日、乳がんのため米西部カリフォルニア州の病院で死去した。AP通信が伝えた。

 叔母はデビー・マーティンさん。2004年に乳がんと診断された後に、ジョリーと同様の遺伝子変異が見つかっていたという。ジョリーの母親もがんで約10年闘病生活を送り、07年に56歳で他界した。

 マーティンさんは卵巣がんのリスクも極めて高く、卵巣については、乳がんと診断された後、予防のために摘出していたという。夫ロンさんは、乳がんも診断前に遺伝子変異を知っていたら「間違いなくアンジェリーナと同じこと(乳房の切除)をしていただろう」と語った。

 マーティンさんが乳がんと診断され、自分と同様の遺伝子変異が見つかっていたことも、ジョリーが手術に踏み切る決断を後押しした可能性があるが、APはこの点に触れていない。(共同)

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2013年5月27日のニュース