農家兼業、脱サラ民謡歌手 大ブレークの予感

[ 2013年5月11日 11:30 ]

岩手県盛岡市の実家でトラクターに乗り農作業に励む、民謡歌手の福田こうへい

 岩手県在住の民謡歌手福田こうへい(36)が歌う演歌「南部蝉しぐれ」が、カラオケDAM(第一興商)の週間総合チャート(4月下旬集計)で3位にランクインした。1位の「女々しくて」(ゴールデンボンバー)などポップス勢が上位を占める中、順位を上げてきた。

 ♪南部 盛岡 雫石 思えば遠い ふるさとよ――。地元東北を歌った、郷愁を感じさせる一曲。もともと2010年に発売したが売れず、昨年10月にジャケットを一新して再発売。今年1月にNHK「歌謡コンサート」で歌って注目を集めると、オリコン演歌チャートの1位に躍り出た。CD売り上げは8万枚を突破し、演歌界でヒットの目安となる10万枚に手が届きそうだ。この勢いそのままに、来月12日に東京・渋谷区文化センター大和田さくらホールで初の単独公演を開く。

 盛岡市内の実家に農畜産業を営む祖父母と母親と暮らしている。昨年脱サラして歌手業だけで生計を立てる福田も、田植え仕事は手伝う。10日もトラクターに乗り、黒毛和牛に牧草を与えるなど汗を流していた。

 カラオケで大人気になっていることに「本当にうれしいです。田んぼのお米と同じように、この曲をしっかり育てていきたいです」と誓った。

 ◆福田 こうへい(ふくだ・こうへい)本名・福田廣平。1976年(昭51)9月21日、岩手県生まれの36歳。昨年の「全国民謡フェスティバル」でグランプリになるなど民謡の全国大会で約20タイトルを獲得。民謡仕込みの強く伸びのある歌声と津軽弁丸出しのトークが持ち味。

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