「花王名人劇場」“お笑いの聖地”NGKで23年ぶり復活

[ 2013年5月11日 10:05 ]

「平成名人劇場」の発表会見に臨んだ(左から)漫才ブームの仕掛け人・澤田隆治氏と「Wヤング」の佐藤武志、平川幸男、西川きよし、宮川花子、宮川大助

 1980年代の漫才ブームを呼び起こした伝説の番組「花王名人劇場」が、舞台でよみがえることになった。6月、大阪・なんばグランド花月で「澤田隆治プロデュース~平成名人劇場」(5、6、13日)を上演するもので10日、大阪市内で会見が行われ、出演の西川きよし(66)は「テレビではやらせてもらえないことをたっぷり披露したい」と意気込んだ。

 空前の漫才ブームを生み出した「花王名人劇場」が約30年の時を超え“お笑いの聖地”に帰ってくる。

 漫才ブームの仕掛け人で名プロデューサーの澤田隆治氏(80)は「長生きはしてみるモンやな、と思いました。日々の舞台では短い時間しか(ネタは)できないけど、今回はベテランをたっぷり使って、腹を抱えて笑ってもらいたい」と宣言。時代を経て若手から師匠クラスになった出演者を見つめ目を細めた。公演は3日に分かれ、「宮川大助・花子」(5日)「Wヤング」(6日)西川きよし(13日)が柱となって出演。ネタはもちろん、企画コーナーも充実させる。

 「澤田さんがいなければ、僕はここにいない」と言い切るきよしは、初めて同番組に出演した直後、相方の故横山やすしさんと「手応えを感じて、2人でふぐを食べてお祝いしたことを思い出します」と、一夜にして世界が変わった当時を振り返った。公演当日はやすしさんとの破天荒エピソードや、妻のヘレン(66)ら家族とのトークで盛り上げる。

 また、当時は駆け出しだった大助・花子は、デビュー直後、大助が舞台でもしゃべるスタイルだったが「澤田さんから“君はしゃべらない方がいい”とアドバイスされ下手になる努力をしたら、本当に下手になった」(大助)とエピソードを披露。「僕らにとって、あの番組は高根の花。こんな形で関われるなんて」と感激した。

 さらにWヤングは佐藤武志(58)が妻で新喜劇女優の浅香あき恵(56)と初の夫婦漫才を、平川幸男(71)も弟子の宇都宮まき(31)との師弟漫才を準備していると明言。平川は「3組の中で僕らが一番」と、早くもライバル心をむき出しにしていた。

 ▽花王名人劇場 関西系で1979年(昭54)10月7日にスタートした単発バラエティー番組。日曜午後9時からの1時間番組で漫才のほか、故芦屋雁之助さん主演の「裸の大将放浪記」など単発ドラマも放送していた。第1回放送は「星セント・ルイス」らが出演。80年1月20日放送の「激突!漫才新幹線」で「横山やすし・西川きよし」「B&B」らが出演し、これがその後の漫才ブームを呼び起こしたと言われる。90年3月終了。

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