勘九郎兄弟 父の“ゆかりの地”「江戸小路」で今年初舞台

[ 2013年1月28日 06:00 ]

羽田空港国際線ターミナルの「江戸小路」で舞踊を披露する中村勘九郎(左)七之助兄弟

  歌舞伎俳優の中村勘九郎(31)、七之助(29)兄弟が27日、東京・羽田空港国際線ターミナルの「江戸小路」で行われた「日本の魅力発信イベント・初春天翔舞」に登場した。

 江戸小路は、江戸時代の町並みを再現した商業施設で、昨年12月に亡くなった兄弟の父、中村勘三郎さん(享年57)が芝居小屋を模した土産店を監修。父の“ゆかりの地”で舞踊「雛鶴三番叟(ひなづるさんばんそう)」を舞った勘九郎は「きょうが今年初の舞台です。ここは世界とつながる場所。いろいろなことを吸収して、父のように舞台、歌舞伎を広く世界に発信していきたい」と話した。

 また、妻で女優の前田愛(29)の第2子妊娠について「順調です。2人目はあっという間ですね」と笑顔。性別はまだ分かっていないが、出産は5月の予定という。

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2013年1月28日のニュース