原哲男さん死去に間寛平「すごいかわいがってもらってました」

[ 2013年1月24日 19:49 ]

藤田まこと(左)らと喜劇を盛り上げた原哲男さん(右)

 11日に肝がんのため死去していた吉本新喜劇の往年の人気役者・原哲男さんについて、生前に共演した間寛平は「非常に残念です。兄さんの座で出させてもらうことが多く、すごいかわいがってもらってました。ここ数年はお会いできていなかったので、一度お会いしたかったです」とコメント。

 また、チャーリー浜は「吉本新喜劇の黎明期における偉大な方だった。惜しい人を亡くした」。池乃めだかも「非常にさびしい。もう一度一緒に新喜劇の舞台に立ちたかった」とコメントした。

 原さんは1953年に大阪のストリップ劇場などに出演し、その後、コメディアンに転身。63年に吉本興業に入社、西川きよし、坂田利夫、桑原和男らとともに吉本新喜劇のドタバタの礎をつくった。69年には座長となり、花紀京、船場太郎らと関西のお笑い界を盛り上げた。

 62年に始まった国民的番組「てなもんや三度笠」には64年ごろから出演し、故藤田まことさん演じるあんかけの時次郎の敵役で登場。2人の掛け合いで「誰がカバやねん」というギャグを生みだした。

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