外科医の次は嫁姑バトル 黒木瞳VS相武紗季「おトメさん」

[ 2013年1月2日 07:59 ]

 12年10月クールのドラマで最も人気を集めたのは米倉涼子(37)主演で放送されたテレビ朝日系「ドクターX ~外科医・大門未知子~」。その人気ドラマの後番組となるのが、17日スタートの女優の黒木瞳(52)と相武紗季(27)が嫁姑(しゅうとめ)ドラマを展開する「おトメさん」(木曜後9・00)だ。

 黒木が嫁に追い詰められる主人公の姑・水沢麻子役、相武が姑を翻ろうする怖い嫁・水沢李里香役でそれぞれ新境地に挑む。

 ネット上などで、姑を「トメ」と呼び、悪口を書き込むような我慢しない嫁が増えているという昨今。そんな実情を反映させた“絶対的に強い姑”対“耐えてさめざめと泣く嫁”という過去に描かれてきた構図を逆転させる意欲作。脚本は「GOOD LUCK!!」「白い巨塔」「14才の母」など人気ドラマを手掛けてきた井上由美子氏のオリジナルストーリー。

 同居することになった一人息子(郭智博・28)の嫁の隠し事が次々と発覚し、疑心暗鬼になるものの、夫(石田純一・58)も味方になってくれず、孤立無援になりながらも、家庭の平和を取り戻すため凶悪な嫁と対決し、家族と自分自身を再生させていく。嫁VS姑というリアルな描写に加え、コミカルさやサスペンスの要素も盛り込む。

 黒木は「奇抜な展開、度肝を抜くエンターテイメントが満載。2013年度版の嫁姑が描かれています。“嫁に翻弄される姑”ということで、ニュー・キャラクターを作ることができるんじゃないかと高揚しておりますし、演じることで実生活でも“おトメさん”(姑)の気持ちが少し分かるようになって、もっといい嫁になれるんじゃないかなとも期待しています」と意気込む。

 初めての嫁役となる相武は「出演が決まった時、“ついに嫁を演じる年齢になったんだ”とすごく楽しみになりました」と喜ぶ一方で、「世のお嫁さんたちが思っている部分をストレートに伝えられるよう演じていきたい。物語のサスペンス・パートを担う役柄。自然体で李里香を演じていこうと思っていますが、相当不思議で怪しいお嫁さんです」と怪しさを漂わせている。

 黒木と相武の“嫁姑バトル”がどんな展開をみせてくれるのか、大いに楽しみにしたい。

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2013年1月2日のニュース