高橋英樹 正月早々の時代劇に「NHKのご英断なのか、やけくそなのか」

[ 2012年12月19日 16:48 ]

試写会に登場した(左から)高橋英樹、竹中直人、藤木直人

 NHKの正月時代劇「御鑓(おやり)拝借~酔いどれ小籐次留書~」(来年元日後7・20)の試写会が19日、都内の同局で行われ、主演の竹中直人(56)をはじめ、藤木直人(40)、高橋英樹(68)らが顔をそろえた。

 大名行列を襲う小藩の最下級武士役を演じる竹中は「大名行列を撮る時のロケ場所から見える富士山が本当にきれいだった。富士山とともに、この作品が存在していて、とても素敵な作品に参加できてうれしい」と満足の表情。

 竹中演じる小籐次と対峙する武士・寿三郎を演じる藤木も「それぞれの登場人物の思いが詰まった、見終わった後に心が温まるような作品になった」と仕上がりに自信を見せた。

 この作品は2013年元旦の夜に、年明け最初のNHKのソフトとして放送される。敵の家老を演じる高橋は「数少ない時代劇に出演させていただいてうれしい。でも、1月1日夜にいきなり時代劇から(スタートする)というのはNHKさんのご英断なのか、やけくそなのか。失いかけた日本人の心を表現していて、1月1日だからこそより見ていただきたい」と話し、笑わせた。

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2012年12月19日のニュース