尖閣絡み！？林家三平の中国・天津公演延期

　日中国交正常化４０周年記念行事として中国天津市で２４日に行われる予定だった林家三平の落語公演が延期になったことが２１日分かった。

　公演は中国対外文化交流協会や天津市河西区政府が主催。主催者側は「落語の（中国語への）翻訳が間に合わなかった」と説明しているが、日中関係者の間では沖縄県・尖閣諸島をめぐる日中間の対立激化や、中国各地で起きた反日デモの影響ではないかとの見方も出ている。

　林家三平の所属事務所の代表で母の海老名香葉子さんは「主催者側から『もろもろの問題により、延期させていただきたい』と１９日に連絡が入った。反日デモの影響と受け止めている。本人も中国語落語の稽古を重ね、公演を楽しみにしていたのでとても残念です」と話した。