寛平「みちのくマラソン」スタート!早速笑顔届けた

[ 2012年8月14日 06:00 ]

「みちのくマラソン」をスタートする間寛平

 東日本大震災からの復興を願い、お笑いタレントの間寛平(63)が13日、岩手、宮城、福島3県を縦走する「みちのくマラソン」を、岩手県山田町からスタートさせた。寛平にとっては、最後の本格的マラソンで「皆さんを笑顔にするために頑張って走る」と決意表明。ゴールの福島県いわき市を目指し、440キロを9日間で駆け抜ける。

 ロンドン五輪最終日(日本時間)に「五輪の盛り上がりを復興の盛り上がりにつなげたい」とスタートラインに立った。出発地点に選んだのは、津波で校舎が全壊した船越小の仮設校舎がある県立陸中海岸青少年の家。アースマラソン時に同小の生徒から応援メールをもらって以来、交流を続けていた。

 「大変なことが起きてから1年半、忘れてはいけないことやと思いますんで、それを伝えるのと、頑張っている人を笑顔にするために行ってきます」。自身も95年の阪神大震災で被災し、兵庫県宝塚市の自宅マンションが全壊。応援に駆けつけた約300人の地元住民への励ましも込めて、力強く誓った。

 「これが最後の本格的マラソン」と、ランナー人生の集大成を復興にささげることをあらためて宣言。出発前から得意のギャグも全開。足慣らしで地元住民ら約50人と3キロほどジョギングした際には「アヘアヘ」「ウンバラバー」などのギャグを連発した。

 また、住民から「どこがかゆいの?」と声が飛ぶと、近くの柱に尻をこすりつけ「かいーの」まで披露。友人らと「絆 寛平」の横断幕をつくった山田町の渡辺真凜ちゃん(9)は「来てくれてうれしかったし面白かった」と笑顔を見せた。

 初日は津波の爪痕が残る山田町、釜石市、大船渡市を走った。30キロ地点では、280世帯が暮らす釜石市最大の仮設住宅「平田第5・6仮設団地」をサプライズ訪問し、妊娠8カ月の猪又和歌子さん(44)のおなかに向かって、縁起物?の「ウンバラバー」。津波で父親を失った猪又さんは「これで面白くて元気な子が生まれる」と話した。

 午前8時10分の出発から午後5時10分まで48・5キロを走り、大船渡市に到着。14日以降も連日約50キロを走り、ゴールの温泉施設スパリゾートハワイアンズ(いわき市)には21日に到着する予定。

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