うつみ宮土理 念願のシャンソンコンサート開催に感激

[ 2012年5月22日 21:46 ]

 「第50回パリ祭」と「シャンソン ド メグロ」の開催、それにパリ祭50周年を記念して発売されるCD「LA CHANSON AU JAPON~シャンソンの黄金時代~」の発表記者会見が22日、東京・目黒区のキンケロ・シアターで行われた。

 この会見にタレントで女優・うつみ宮土理(68)をはじめ、前田美波里(63)、ROLLY(48)らが出席。

 「パリ祭」は、2010年7月に亡くなったシャンソン歌手・石井好子さんが1963年に東京・日比谷大音楽堂で第1回を開催して以来、毎年人気を集めているシャンソンの祭典で、今年は7月14、15日の両日、東京・NHKホールで第50回の節目を迎えるが、それに先がけて、その士気を高めるためにプレイベントを兼ねた「シャンソン ド メグロ」と銘打った第1回シャンソンの会がこの日、2009年にオープンした「キンケロ・シアター」(愛川欽也、うつみ宮土理夫妻が建設)で開かれることになったもの。

 うつみは「私はシャンソンが大好きです。シャンソンの中には、芝居と人生があり、シャンソンを歌っているときは演技者のように気持ちよく歌えて、お客さまもその世界に引き込むことができるのが魅力です。そんなシャンソンのコンサートをこの劇場で開くのが私の夢でした」と感激しながら「パリ祭は、まさに紅白歌合戦だと思うんですよ。ですから今回、この第1回シャンソンの会を成功させ、(続く)パリ祭への道をぜひ成功させたい」と意欲を燃やしていた。

 また、前田は「10数年前に石井好子先生にお声をかけていただいてパリ祭に出演させていただくようになりましたが、シャンソンを歌うのにふさわしい年齢にもなりましたので、これからますますシャンソンを歌っていきたいなという気持ちでいっぱいです」、ROLLYは「初めて出たのは10年ぐらい前でして、それまではロック歌手の私はシャンソンを歌ったことが全くなかったのですが、ロックのままで存分にやり倒していいということで…。やり倒すことでシャンソン界を活性化できるんじゃないかと思いますので、今年もロック野郎をよろしくお願いします」と、パリ祭への抱負を語った。

 今回、パリ祭50周年を記念して、レコードメーカー5社(日本コロムビア、ビクターエンタテインメント、キングレコード、テイチクエンタテインメント、EMIミュージック・ジャパン)の合同企画によるCD「LA CHANSON AU JAPON~シャンソンの黄金時代~」=「LE GONDOLIER/石井好子」(キングレコード)など=全11タイトルが6月27日に同時リリース。 日本人による日本語のシャンソンの魅力を5社全11タイトルで伝えるという一大企画だ。

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2012年5月22日のニュース