サクラサイト商法にご注意 上地が一日国民生活センター長に

[ 2012年5月22日 18:30 ]

 タレントの上地雄輔が22日、「一日国民生活センター長」に任命され、有名人に成り済まして有料サイトに誘導する「サクラサイト商法」の被害撲滅を呼び掛けた。

 サクラサイト商法とは、サイト業者に雇われた“サクラ”が芸能人などに成り済まし「悩みを聞いて」などとメールを送り、有料のメール交換サイトへ誘導、高額な利用料を請求する手口。同センターによると、昨年度は全国で約2万6千件の相談が寄せられ、平均被害額は58万円に上った。

 上地の名前を語るサクラも確認されており、「本物ではない」と説明しても信じない相談者もいたという。

 上地は「手口が巧妙で許せない。芸能人がファンに個人的なメールを送るようなことは絶対にありません」と強い口調で訴えた。同センターは6月末まで撲滅キャンペーンを実施し、全国の消費生活センターで相談を受け付けている。

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2012年5月22日のニュース