ミスター立教の正統派イケメン、初舞台で冷酷非道な男に…

[ 2011年11月8日 09:05 ]

「レシピエント」で舞台に初挑戦する大野拓朗

 現役立大生のイケメン俳優、大野拓朗(22)が初の舞台で、借金の取り立てで臓器売買を促す「追い込み屋」を演じる。東京・新宿の紀伊国屋ホールで上演される臓器移植がテーマの「レシピエント」(来年2月29日初日)で、ギャップが話題を集めそうだ。

 09年の「ミスター立教」で、昨年のホリプロ新人発掘オーディション「キャンパスター★H50 withメンズノンノ」でグランプリを獲得した身長1メートル84の正統派イケメン。今年は日本テレビドラマ「美咲ナンバーワン!!」「ブルドクター」などに出演。女好きで軽薄なヤンキーや頼りない医師の卵など、チャラめの役柄を演じてブレークの兆しを見せている。

 今回の役どころは一転、爽やかなルックスからは想像できない冷酷非道なキャラクター。大野は「この舞台で自分の三枚目キャラが伸びるのか?はたまた新たな自分を発見できるのか?芝居の幅が広がるのが今からもの凄く楽しみ」と新境地開拓に胸を膨らませた。

 演出のG2氏は、稽古の本読みを通して俳優の個性を見抜き台本を変えていくスタイルで知られる。「(大野は)華があるが実は冷たい雰囲気も秘めた珍しい若手。多面的な魅力を出していきたい」と話している。

 主演は加藤和樹(27)で、三上市朗(45)橋本淳(24)らが共演。1月末にも稽古に入る。

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2011年11月8日のニュース