入院中の武田鉄矢「心臓ドキドキ」“命懸け”応援

[ 2011年11月6日 06:00 ]

武田鉄也

 8年ぶりに日本シリーズ進出を決めたソフトバンクに、芸能界の鷹党からも歓喜の声が相次いだ。先月21日に心臓疾患の手術を受けた武田鉄矢(62)は病院のベッドで応援。治療直後の心臓を「ドキドキさせながら見ていた」と明かし“命懸け”の応援だったようだ。

 先月21日に「大動脈弁狭窄症(きょうさくしょう)」の手術を受け、都内の病院でリハビリに励んでいる武田。

 応援団の名誉会長を務めるため「応援に行きたかった」と無念も口にしたが、この日は試合開始から病室のテレビで観戦した。延長12回までもつれ込んだ白熱の展開に「治ったばかりの心臓をドキドキさせながら、勝利のシーンを感激して見ておりました」と所属事務所を通じてコメント。事務所によると、本人から試合終了直後に電話がかかってきて「興奮しながら喜びを爆発させていた」という。

 8年ぶりに決めた日本シリーズ進出は格別の様子だ。鬼門のクライマックスシリーズを3連勝で駆け抜けたチームに「今までの年以上に執念を感じた。短期決戦に弱いという“呪い”との戦い、今年はその呪いに打ち勝った。金色の紙吹雪がなでしこジャパン以上に似合うチームワークの勝利だった」と力強く語った。

 今月上旬には退院できる見込みで、12日から始まる日本シリーズへ向け「日本一を心より祈ります」と強調。ホークスの快進撃が何よりのカンフル剤になりそうだ。

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2011年11月6日のニュース