谷原章介 魅惑ボイスで朗読舞台「ライフワークに」

[ 2011年10月27日 06:00 ]

書店で本に囲まれ笑顔の谷原章介

 俳優谷原章介(39)が「読書会」と題したユニークな朗読舞台に主演する。

 「豆之坂書店~読みたがりたちの読書会~」で12月27~29日に東京・天王洲劇場で上演。本の朗読と芝居を組み合わせているのが特徴。谷原は「読書会」を開く古本店の店主役で、朗読のほか、作品のウンチクなどを言う。舞台では、それを聞いた読書会の参加者たちがさまざまなことに気づき成長していく姿が描かれる。

 劇中で朗読されるのは「ジュンク堂書店」の店員を対象にしたアンケートで「今、もっとも聴かせたい本」に選ばれた5、6冊になる。読書家の谷原が推薦する本も入れる予定という。

 仕事が多忙な中でも「2、3日に1冊」のペースで本を読んでいるという谷原。中でも「時代小説にはまっている」そうで、最初は時代劇を演じる上での参考に読み始めたが、今ではすっかりとりこに。「時と場所を選ばず、いつでもどこでも別世界に入っていける」のが読書の魅力という。

 TBS「王様のブランチ」の司会やナレーション、ラジオドラマなどの仕事が多いように、ツヤのある低音の声は谷原の魅力の一つ。趣味と自身の持ち味をフルに生かせる朗読舞台は、まさにうってつけの仕事で「素晴らしい作品にして、第2、第3弾もできるような自分のライフワークにしたい」と張り切っている。共演者は高畑充希(19)、片桐仁(37)ら。12月から稽古に入る。

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2011年10月27日のニュース