羽賀研二被告公判で偽証 元歯科医に二審も有罪

[ 2011年10月20日 10:53 ]

 タレント羽賀研二(本名・当真美喜男)被告(50)らが詐欺罪などに問われた未公開株売買事件の公判でうその証言をしたとして偽証罪に問われた元歯科医徳永数馬被告(50)の控訴審判決で、大阪高裁は20日、懲役1年6月、執行猶予3年とした一審大阪地裁判決を支持、弁護側の控訴を棄却した。

 羽賀被告らの公判では、未公開株を高値で買った男性が元値を知っていたかが最大の争点。2008年の一審公判に証人として出廷した徳永被告が「知っていた」とする旨の証言をした。

 的場純男裁判長は判決理由で「男性から株の話を聞いたと証言しているが、そのころ被告は沖縄に住んでおり、虚偽というべきだ」と指摘。一審の判断をほぼ追認した。

 弁護側は一審に引き続き無罪主張していた。

 事件をめぐっては、徳永被告の証言が決め手となり大阪地裁は羽賀被告らに無罪判決を言い渡した(二審は逆転有罪)。

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2011年10月20日のニュース