血管が…竹脇無我さん「危険と隣り合わせだった」

[ 2011年8月23日 06:24 ]

死去した竹脇無我さん

 俳優の竹脇無我(たけわき・むが、本名同じ)さんが21日午後2時5分、小脳出血のため東京都大田区の病院で死去した。67歳。東京都出身。葬儀は22日、東京・代田の東京都民教会で親族らで済ませた。

 昨年10月の映画「大奥」では、主演の二宮和也(28)の父親役を熱演。さらに、来年1月の明治座公演「女たちの忠臣蔵」の出演も決まっていた。最近まで元気な姿が近所でも目撃され、舞台のセリフの稽古も始めていたが、親しい関係者は「糖尿病のほかに血圧が高くて医者には血管がボロボロと言われており、危険と隣り合わせの状態だった」と明かした。

 同居していた親類の女性によると、倒れる前日の20日は数人の親類が遊びに来ており、いつもと変わらぬ楽しい時間を過ごしていた。だが、深夜に竹脇さんの姉が空調を確かめようと部屋をのぞいたところ、顔色が悪く、何を聞いてもうなるだけの状態に気付き、すぐに救急車を呼んだ。

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2011年8月23日のニュース