一番重い処罰を…紳助「明日から普通の人に戻り、静かに暮らす」

[ 2011年8月23日 23:10 ]

芸能活動引退の記者会見で、涙をぬぐうタレントの島田紳助
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島田紳助引退

 「一番重い処罰を自分に与えた」。暴力団関係者との交際が発覚、23日夜、突然の引退を発表したタレントの島田紳助。記者会見では顔を紅潮させながら「トラブルを解決してもらい、恩を感じていた。(付き合いが)悪いことだという意識がなかった」と早口でまくしたてた。

 ただ、間接的でも付き合いがあったことは潔く認め、「これで謹慎程度の処分では、後輩たちに示しがつかん」と、引退を決断した理由を説明した。

 紺色のスーツに水色のシャツ、ネクタイ姿の紳助はしっかりとした足取りで会見場に入室。冒頭、「守るべきものは何もありませんから。正直に話します」と語り、暴力団関係者とされる友人を介して、暴力団とのつながりを持ったことについて説明したが、「友人は一般人と認識していた。僕の中ではセーフだと思っていた」と弁明を繰り返した。

 話題が後輩の芸人たちに及ぶと「みんな大事な僕の子どもたち。見守っていきたい」と話し、目頭を押さえる場面も。「明日から普通の人に戻り、静かに暮らしていきたい」と話すと、口を固く結び、一礼してマイクを置いて、足早に会場を後にした。

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2011年8月23日のニュース