逮捕から1年…JAYWALK中村耕一が脱退

[ 2011年3月10日 06:00 ]

「JAYWALK」を脱退した中村耕一

 昨年5月に覚せい剤取締法違反(所持、使用)などの罪で懲役2年、執行猶予4年の有罪判決を受けた6人組バンド「JAYWALK」のボーカル中村耕一(60)が同バンドを脱退した。

 10日未明、バンドの公式ホームページで発表された。脱退は同日付。同時に所属事務所との契約も解除された。

 中村は判決後、周囲にバンド活動について「一度きちんとけじめをつけたい」と脱退を示唆。覚せい剤所持で逮捕されたのは昨年3月9日。これまでメンバーの慰留があったとみられるが、逮捕から丸1年が明けたタイミングで脱退した。

 残りのメンバーは昨冬から「JAYWALK5」として活動。これは一時的な活動再開で、ホームページでは「(中村の薬物事件で)事務所が多額の負債を抱えて存続の危機を迎えたため」と説明していた。

 中村は1981年のデビュー時からのメンバー。ギターの知久光康(55)が主に楽曲制作を担当し、ギターの浅川昌輝(27)らがボーカルを務めたこともあり、中村が脱退しても活動自体に支障はないものの、“バンドの顔”を失ったショックは計り知れない。

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2011年3月10日のニュース