AKB48出ずっぱり!前田敦子はアニソン挑戦も

[ 2010年12月30日 06:00 ]

AKB48の(前列左から)高橋みなみ、前田敦子、板野友美、大島優子(後列左から)宮沢佐江、渡辺麻友、小嶋陽菜、松井珠理奈

 【紅白歌合戦リハーサル】AKB48が妹分ユニットなどを含めた総勢130人で臨むことも分かった。

 AKB48は午後7時50分ごろ、全体の3番目で出演。今年の年間シングルCD売り上げで1、2、5位となった「Beginner」「ヘビーローテーション」「ポニーテールとシュシュ」の3曲を豪華メドレーで披露する。注目すべきはその人数だ。
 ステージに立つのは昨年の72人と比べても倍近い130人。「研究生」に加え、名古屋・栄が拠点の「SKE48」、11年元日に劇場デビューする大阪・難波が拠点の新ユニット「NMB48」も合流。大人数でのリハを終えた高橋みなみ(19)は「(舞台と舞台裏は)避難訓練みたい」とドタバタ感を表現したが、息の合ったダンスは迫力満点だった。
 活躍の場はこれだけではない。未成年メンバー以外は司会者並みに出ずっぱりで、和田アキ子(60)、細川たかし(60)、伍代夏子(49)の歌唱時にも、それぞれ30人、61人、8人がバックダンサーを務める。企画の「キャラクター紅白歌合戦」では前田敦子(19)ら3人が水樹奈々(30)とアニメソングに挑戦。さらには楽屋中継のリポーター役に16人、小林幸子(57)の曲紹介時には10人で“豪華衣装談義”を行う。延べ人数では約300人分の出演量。井上プロデューサーも「ダンスなど得意な面をどんどん見せてほしい」と期待している。
 昨年のリハでは「AKB48という名前はだいぶ覚えてもらえたので、来年(10年)は個人名を覚えてもらいたい」と話していたメンバー。これについて高橋は「まだまだですよ~」と顔をしかめたが、総選挙やじゃんけん大会など個人名で取り上げられるイベントが大注目を集め、確実にその目標は達成。多忙を極め、大車輪の活躍を見せた1年の最後を締めくくるにふさわしい大舞台となりそうだ。

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2010年12月30日のニュース