桑田佳祐 ギャグも快調!紅白について初コメント

[ 2010年12月30日 06:00 ]

 7月に食道がんを公表したサザンオールスターズの桑田佳祐(54)が、復帰番組となる31日の「紅白歌合戦」に向けて初めてコメントを出した。

 この日のリハーサルには参加せず、自身の公式ファンサイトで心境を告白。NHKからは今月10日に正式なオファーを受けたが、体調に自信が持てないことで出場を迷っていたという。クリスマスイブの24日に七面鳥を探しに渋谷の街を歩いていて出演を決めた。「いい形で体調も回復し、主治医の先生のお墨付きも頂き、晴れて自らの意を決するに至った」と全快をアピール。紅白で長い歌詞を切らずに放送することで話題になった植村花菜(27)の「トイレの神様」をもじって「何歌おうかな?新曲の“お手洗いの天使達”でもいいのかな?」と桑田流のギャグも完全復活している。
 演出面について、NHKの井上啓輔チーフ・プロデューサーは「口が裂けても言えません」としており、局内や桑田の周囲にもかん口令を敷いた。ただ報道陣の質問攻めについ「現場とホールとのやりとりなんかも交えて…」とだけ明かした。
 当日はNHK放送局以外からの場所で歌い、中継となる予定。桑田にゆかりが深く、リラックスした雰囲気で歌唱できる場所になる。故郷の神奈川・茅ケ崎市、歌に登場する鎌倉や横浜など複数の場所が想定される中、関係者は「体調面に加え、元日にラジオの生出演を控えており、そう遠出はしないのでは」とみており、利用し慣れたスタジオが有力だ。

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2010年12月30日のニュース