長谷川裕見子さん通夜…船越英一郎「誇りに思う」

[ 2010年7月30日 06:00 ]

母の長谷川裕見子さんの通夜に出席した船越英一郎(左)、松居一代夫妻

 俳優の船越英一郎(50)の母で、27日に転移性肺がんのため85歳で亡くなった元女優の長谷川裕見子(はせがわ・ゆみこ)さん(本名船越琴子=ふなこし・ことこ)の通夜が29日夜、静岡県熱海市の保善院で営まれた。

 終了後、船越、松居一代(53)夫妻が報道陣に対応。今年2月に妹の洋子さんが自殺し、同所で見送ったばかりの船越は「覚悟していたので」と気丈な振る舞い。今年7月には船越の50回目の誕生日を祝ったといい「口癖のように“やり残したことはない”と言っていた人。子供に生まれたことを誇りに思います」とほほ笑んだ。
 松居は01年に船越と再婚。当初は子供がいたため、義父母の故船越英二さんと裕見子さんから反対されたこともあったが「雪が解けていくように私の母以上に深い絆(きずな)で結ばれました」。病床の裕見子さんに毎日、写真付きメールを送っていたそうで「“あなたは私の娘”と言ってくれたことがうれしかった」と形見の携帯電話を握りしめた。
 通夜には北大路欣也(67)ら300人が弔問。遺影は英二さんが95年に勲四等旭日小綬章を受章したときに撮影したもの。30日午前11時から、同所で葬儀・告別式が営まれる。

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2010年7月30日のニュース