あの“大物女性漫才コンビ”吉本興業入り

[ 2010年2月16日 08:42 ]

吉本興業入りが決まった海原さおり・しおり(左)

 ベテラン女性漫才コンビの海原さおり・しおりが吉本興業に所属することが15日、分かった。今月中にも大阪・京橋花月などの舞台に立つ予定で、もともと所属していたケーエープロダクションは昨年5月に退社している。

 昨年2月に大阪・ワッハ上方でデビュー30周年を記念したイベントを開催した際、さおりが「舞台に立ったら肌が違っていた」ともう一度、しっかりと漫才と向き合うことを決意。しおりも「板の上でやりたい。もう一度跳(は)ねたい」と、コンビ活動の本格的な再開を快諾した。
 吉本入りについて、さおりの夫・大木こだま(58)からは「夫婦やけど、さおり・しおりと大木こだま・ひびきは違うコンビ。自分らの漫才をしっかりしたらいい。ボクは一番のファン」とアドバイスを受けたという。現在はカラオケボックスで週2~3回、2時間ほどネタ合わせして本番に備えている。
 さおり・しおりはケーエー時代に、大阪・なんばグランド花月(NGK)に89年と03年に出演。今後は“笑いの聖地”にも立つことになるが、さおりは「NGKは最初、怖かった。これからは年齢に合わせたワタシたちじゃないとできない漫才をしたい。同世代に元気を与えたい」と意気込んでいる。

 ◆海原さおり・しおり 海原さおり=京都府出身。海原しおり=鹿児島県出身。1977年に「美空ひばり特別公演」に出演。翌年、漫才コンビを結成する。「お笑いスター誕生」「2時のワイドショー」などに出演。「好きなら好きやというてんか」のヒット曲がある。

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2010年2月16日のニュース