高橋惠子“これからも頑張れ”の励ましの賞

[ 2010年2月9日 06:00 ]

田中絹代賞のブロンズ像を手にする高橋恵子

 【毎日映画コンクール・田中絹代賞】ブロンズ像を手に高橋惠子(55)は「この重みに今やっと本当に頂いたんだと実感がわいてきました」と喜びをかみしめた。プレゼンターは前年受賞者の余貴美子(53)。高橋の夫、高橋伴明監督(60)の「丘を越えて」(08年)でも共演している旧知の仲で固い握手で感激を分かち合った。

 高橋は「15歳でデビューして40年。私には女優という仕事が向いていないのではと迷ったこともありましたが、大映をはじめとするスタッフや友人たちに支えられて続けてこられました。これまでの実績とかではなく、“これからも頑張れ”という励ましの賞だと思います」とあいさつ。
 田中さんが眠る故郷の山口県下関市からは中尾友昭市長(60)が祝福に駆けつけ、「うに・ふく・くじら」の3点セットをプレゼントした。

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