どうだ!これが「交響組曲ドラクエ9」だ!

[ 2010年2月9日 16:53 ]

「ドラゴンクエスト9」のオーケストラバージョンアルバムについて語る、すぎやまこういちさん

 出荷本数415万本を突破した大ヒットゲーム「ドラゴンクエスト9」の音楽を手がける人気作曲)が、同曲をオーケストラサウンドにアレンジしたCDアルバム「交響組曲『ドラゴンクエスト9』星空の守り人」(指揮=すぎやまこういち、演奏=東京都交響楽団)をキングレコードから2月10日に発売するのを記念して9日、東京・六本木のバハマールで1日早いCD試聴会を行った。

 抽選で選ばれたドラクエファン20人=2回に分けて開催され、2回目は約50人が参加=が詰めかける中、開口一番、「あす発売ですが、楽しみであると同時に(売れるかどうか)ドキドキしています。何とかパッと売れてほしいですね」とあいさつ。
 「ドラゴンクエスト」は、1986年にファミコン用ソフトとして発売されて以来、熱狂的なファンに支えられてロングセラーを続けているが、そのシリーズすべてを担当してきた、すぎやまさんの音楽もなくてはならない存在だ。
 そんな彼が今回、同シリーズ9の音楽をオーケストラバージョンとして完成させたのが同CDで、その中から「酒場のポルカ」「天の祈り」「サンディのテーマ」「負けるものか」の全4曲を披露。
 終始、笑顔で同CDを試聴しながら「『天の祈り』は、全体のテーマ曲としてつくった曲です。へそのイメージの音楽ができたら、勝負あったという感じですが、この曲のメロディーができたときに、『よし、これでいけるぞ』という達成感がありました。『ドラゴンクエスト』は、基本がクラシック系の音楽でつくっていますが、ときどきクラシック系ではない、『サンディのテーマ』のような明るいポップス系の曲も出てきます。この曲では、東京都交響楽団のノリノリ演奏もぜひ聴いてほしいですね」とアピールしていた。

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2010年2月9日のニュース