綾瀬はるか“お疲れおっぱい!”でいい雰囲気

[ 2010年1月28日 06:00 ]

ブルーリボン賞主演女優賞を受賞した綾瀬はるか

 東京映画記者会(スポーツニッポン新聞社など在京スポーツ7紙の映画記者で構成)が選ぶ第52回ブルーリボン賞(09年度)の各賞が27日、決定した。主演女優賞は「おっぱいバレー」で男子中学生に振り回される新任教師を熱演した綾瀬はるか(24)。作品賞に輝いた「劔岳 点の記」の木村大作監督(70)は、史上最年長で新人賞も受賞した。

 「賞を頂いたことで、この映画のことを、もっとみなさんに知っていただけそうでうれしいです」。劇中の美香子先生そのままの?清そなニット姿で恥ずかしそうにほほ笑んだ。
 「おっぱいバレー」という衝撃的タイトル。「最初はいやらしい映画なのかと思った」と苦笑しながら振り返る。原作、脚本を読み「さわやかな青春映画」と分かり、出演を決めた。
 中学の弱小男子バレー部の顧問になった新任教師が、「試合に勝ったらおっぱいを見せる」と部員に約束。目標を持つことの大切さを訴える。ただクランクイン後も「おっぱい」の響きに、綾瀬も共演の中学生たちもモジモジ。そこで羽住英一郎監督(42)が「あいさつの最後に“おっぱい”を付ける」というルールを作った。例外はなし。
 「最初は小声で“お疲れおっぱいです”と言ってたんですが、だんだん“お疲れおっぱい!”になって。いい雰囲気が生まれました」と笑った。
 サイボーグから座頭市までスクリーンで七変化。「1つ1つの役をもっと好きになって、もっと積極的に演じていきたい」。“おっぱい”の次は何を見せてくれるだろうか。

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2010年1月28日のニュース