海難遺児への“心意気”鳥羽一郎に紺綬褒章

[ 2010年1月28日 16:22 ]

赤松農相(右)から紺綬褒章の賞状を手渡される演歌歌手の鳥羽一郎

 演歌歌手の鳥羽一郎(本名木村嘉平=きむら・よしひら)が、漁船海難遺児育英会に私財を寄付した功績が認められ、赤松広隆農相が28日、農林水産省で紺綬褒章を本人に伝達した。

 鳥羽の受章は7回目で、これまで総額約7500万円を寄付。海難事故の遺児約300人が同会から奨学金を受けているという。
 遠洋漁船の乗組員の経験を持つ鳥羽は「こういう活動は船乗りだったおまえがやるしかないと言われてやってきた」と話している。

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2010年1月28日のニュース