酒井被告を解雇 所属事務所会長「裏切られた」

[ 2009年8月29日 06:00 ]

<酒井法子・関連>会見を終え、頭を下げる(左から)伊藤栄志専務、相澤正久社長、相澤秀禎会長

 酒井法子容疑者(38)が起訴されたのを受け、所属事務所「サンミュージック」が28日、タレント契約を解除した。同日夕、相澤正久社長(60)、秀禎会長(79)らが東京・新宿区の同事務所で会見して発表した。相澤社長は目に涙を浮かべ「断腸の思いで解雇という結論に至った」と説明。酒井被告を父親代わりとなって育ててきた秀禎会長は「裏切られた気持ち。何でこうなったのか…」と無念さをにじませた。

 失跡から25日。ついに「解雇」の決断が下った。酒井被告の起訴が報じられて3時間後の午後6時、相澤社長、秀禎会長、伊藤栄志専務(59)の3人が会見場に現れた。テレビカメラ16台、約100人の報道陣を前に相澤社長がメモを読みあげ、契約解除を告げた。
 「本日付をもち酒井法子とのタレント契約を解除しました。23年という長い年月をともに頑張ってきましたが、このたび酒井法子が犯した反社会的行為は許されるものではありません。断腸の思いで解雇という結論に至りました」。目には涙が浮かび、時折言葉を詰まらせた。3人は約10秒間、深々と頭を下げた。

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2009年8月29日のニュース