酒井被告が“アニキ”と呼ぶ人物「浜松ルート」の鍵握る?

[ 2009年8月29日 07:30 ]

 酒井法子被告(38)と夫の高相祐一容疑者(41)は浜松市のクラブで月に1、2回ゲストDJとして出演していたが、そのすべてのイベントの“パイプ役”になっていたのが酒井被告が「アニキ」、高相容疑者が「社長」と呼ぶ男性だ。2人が出入りしていた東京・西麻布のクラブオーナーによると、この男性は数年前、同オーナーが渋谷区神宮前で経営していたブランドショップで社長を務め、その時に店員として一時働いていたのが高相容疑者だった。

 そして2年前、男性は「重大な問題」(クラブオーナー)で解雇され、地元の浜松へ帰郷。その後も2人と交友関係を続け、酒井被告は常習性が始まったと見られる「昨年夏より前」からたびたび浜松を訪れるようになった。
 男性が勤務していた浜松市内の会社関係者は、本紙の取材に「(男性は)今月20日で退社した。事件と重なったのは偶然。その後は知りません」と話している。現在、男性の携帯電話は切られており、行方が分からない状態が続いている。捜査関係者は、2人が浜松市へ頻繁に足を運んでいた事情を知る上での重要な人物とみて調べを進めている。

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2009年8月29日のニュース