“しない”と約束したNHKが生中継を強行

[ 2009年4月25日 06:00 ]

 300人を超える報道陣が駆けつけた会見。テレビは生中継はせず会見終了以降放送することになっていた。関係者によると、その理由は「生中継となれば機材も増え、会見場に入れない人が出てくる。各報道機関が平等に取材できるようにするため」。ところが行き違いがあり、開始直前にNHKが生中継する準備を進めていることが判明。NHK側は「(オンエア)直前で放送の内容を変えることはできない」と主張したが、結局、会見中の中継はしないことを約束。会見は予定の2分遅れで始まった。しかし、NHKが「ニュースウオッチ9」で会見の冒頭の模様を流したため、関係者が放送を制止するハプニングがあった。

 会見終了後、同番組のチーフプロデューサーが会見場に駆けつけ、「約束を破ってしまい申し訳ない」と関係者に対し謝罪した。

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2009年4月25日のニュース