樹木「地震かと思ったら受賞でびっくり」

[ 2009年2月24日 06:00 ]

「おくりびと」のオスカー受賞の吉報を受け都内の自宅で対応した樹木希林

 【アカデミー賞授賞式】娘の夫の快挙を受けて女優の樹木希林(66)は都内の自宅で「びっくりしました」と声を震わせた。NHKのニュース速報で知り「地震かと思ったら、(テロップに)受賞って書いてあった。受賞はあり得ないと言って送り出したのに、うそだろう。票をどうやって操作したのかしら」と、とぼけた。それでも「十何年、日の目を浴びなかった映画。本木さんは本当に努力していて、道のりが長かった分、いい道があった」と、ねぎらった。同時に「(本木は)褒められて素直に喜ぶ人じゃない。また次の仕事に行くと落ち込んだりするから、ちょっとは調子に乗って明るい家になればいいんですけどね」と期待した。

 本木に同伴している也哉子夫人からは「奇跡が起きたみたい」と電話があったといい、「お父さん(内田裕也)と本木さんの両親に電話しなさいと言いました。あちら(裕也)の方が興奮していると思う。“本木はオレが目指したものを継いでくれた”とね」と涙を浮かべ、内田家にとって最高の1日となった。

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2009年2月24日のニュース