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井岡一翔 5階級制覇懸ける井上拓真戦へ「集大成になるような一戦」 指名挑戦者の天心戦は「結果しか…」

[ 2026年4月17日 14:15 ]

プロボクシングWBC世界バンタム級タイトルマッチ   王者・井上拓真《12回戦》同級4位・井岡一翔 ( 2026年5月2日    東京D )

<井岡一翔公開練習>佐々木会長(右)と調整する井岡一翔(撮影・会津 智海)
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 プロボクシング元世界4階級制覇王者でWBC世界バンタム級4位の井岡一翔(37=志成)が17日、WBC王者・井上拓真(30=大橋)戦に向けた練習を公開。軽めのシャドーボクシングとスティックミットを使った練習を1ラウンドずつ披露し「いつも以上に高まる気持ちもあるし、この挑戦に懸ける大きい気持ちもある。期待以上の試合をして、勝って5階級制覇という偉業を成し遂げたい」と日本人初の偉業達成への強い思いを明かした。

 世界スーパーバンタム級4団体統一王者の井上尚弥(33=大橋)とWBA・WBC・WBO同級1位の中谷潤人(28=M.T)による東京ドームでの大型興行への参戦。「イメージしてもし切れない。大きな舞台で目標に向かってできることはボクサーとして幸せなこと」とこれまでとは規模の異なる舞台での挑戦に胸を高鳴らせながらも「ボクシング人生の中でも集大成になるような一戦だと思っている。まずこのチャンスを必ずつかみ取って一戦一戦大事に戦っていきたい」とキャリア最終章で挑む大一番へ気を引き締めた。

 立ちはだかる王者・井上拓については「簡単に勝てる相手じゃない」と分析。「相性が悪いから戦いづらかったという話ではない。もう勝つしかないので。どんな展開になっても崩れず、自分のいい展開に持っていけるように練習している。戦略はもちろんあるが勝つ、それのみ」。12ラウンドを戦う想定を明かしながら、強い覚悟を口にした。

 転級2戦目に向けては、これまでボクシング70%、フィジカル30%の割合だったが「50―50」と体力強化に充てる時間を増やした。昨年大みそかのバンタム級初戦では4回KO勝ちしており「間違いなく一度この階級で戦った経験は生かされている。より成長した姿、強い姿を試行錯誤しながらやっている」と話した。

 勝てば日本人初の世界5階級制覇となる。同興行に出場する井上尚弥より先の偉業達成となるが「他の選手とどう比べるというか、自分が今これだけの挑戦ができて、まだその先があるかもしれないというこの思いが全てなので。記録だったり他の選手のことは全く頭にない」と言い切った。

 その言葉通り、11日に行われた同級2位の那須川天心(27=帝拳)がフアンフランシスコ・エストラダ(メキシコ)に9回終了TKO勝ちした挑戦者決定戦では「結果しか見ていない。次の試合に集中している」と多くは語らなかった。

 体格差が顕著だったエストラダの敗戦についても「(危機感は)ないですね。自分は自分なので。何も気にすることはない」と言及せず。スーパーフライ級時代には統一戦も浮上した“宿敵”とは、バンタム級での対戦にも前向きだったが「(対戦は)遠のいたというよりかは、全くもなくなったと思っている。まずは自分がこの試合に勝ってチャンピオンに返り咲くという気持ちしかない」と話した。

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