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榊原CEO 大会総括で「全員に感謝申し上げたい」、ベストバウトは井上対扇久保

[ 2022年1月1日 01:33 ]

RIZIN.33 ( 2021年12月31日    さいたまスーパーアリーナ )

<RIZIN33>武尊(左)と那須川(右)が榊原RIZIN CEOをはさんで並び立つ(撮影・篠原岳夫)
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 格闘技イベントRIZINの榊原信行CEOは大みそか「33」(さいたまスーパーアリーナ)の大会終了後の総括で「格闘技の魅力。本気で頑張ってきた人間同士でなければ作り出せない空間。努力はうそをつかないんだと選手に教わった。選手全員、関係者全員、ファン全員に感謝申し上げたい」と話した。また、全16試合でのベストバウトには井上対扇久保を挙げた。

 7年目を迎えた大みそか興行は2万2499人の観衆を集めた。サッカー元日本代表FWの三浦知良(54=横浜FC)の次男、孝太(19=BRAVE)のデビュー戦勝利に始まり、女子の新星誕生を予感させる、伊澤星花(24=フリー)の勝利や那須川天心(23=TAGET/Cygames)の涙の卒業があり、さらには朝倉未来(29=トライフォース赤坂)のリベンジ。最後の最後にはバンタム級トーナメントを制した伏兵・扇久保博正(34=パラエストラ松戸)のサプライズの公開プロポーズと大いに盛り上がった。

 あと2戦してボクシングに転向する那須川には「RIZINがここまで来られたのも天心の破天荒なチャレンジがあったから。彼がもたらしてくれた貢献は大きい」と改めて感謝。6月の那須川対武尊戦への成功を誓うとともに「天心と武尊戦の実現を機に今後もK―1さんともっと近い関係にもなっていく」と見通しを語った。

 また三浦孝太については「素晴らしかった。今後(新機軸イベントの)TRIGGERのエースにするために、実戦を積むことが大事。早い段階でプロ2戦目を組めたら」と期待を寄せた。

 2022年は2月の「LANDMARK2」(日時場所未定)、2月23日「TRIGGER2」(静岡エコパアリーナ)の開催が決定。コロナ禍の影響で外国人選手の来日が見通せないなか、22年はフェザー級かライト級のトーナメントを開催する可能性があることを示唆した。 

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2021年12月31日のニュース