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RENA 2年ぶりの大みそか参戦も判定0―3で敗れる…キャリア最終章の中で大きな1敗

[ 2021年12月31日 20:27 ]

RIZIN.33 ( 2021年12月31日    さいたまスーパーアリーナ )

<RIZIN33>第12試合 RENA・パク・シウ パク・シウ(左)がRENAに判定勝ち(撮影・篠原岳夫) 
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 格闘技イベント「RIZIN.33」が31日にさいたまスーパーアリーナで開催された。女子格闘家のRENA(30=SHOOT BOXING/シーザージム)が2年ぶりの大みそかのリングでパク・シウ(30=KRAZY BEE)と対戦し、激しい打撃戦の末、判定0―3で敗れた。

 最後まで打ち合いにこだわった。相手のパク・シウはスピードを生かしてRENAを何度もコーナーに追い込み、タックルで何度もリングに倒す。RENAはその全てを受けて立った。リングに背中をつけた状態でキックをしてくるパク・シウに、立ってこいとジェスチャーをする場面もあった。打撃と技術の応酬で、お互い決定打を受けないまま3Rのゴング。RENAは判定0―3のコールに力なく肩を落とした。

 女子格闘界のトップファイターとして活躍したRENA。20年8月の「RIZIN.24」で富松恵美に判定勝利した試合後のリング上で「RENA最終章、もう少し頑張ります」とキャリア最終章を宣言した。その中でRENA自身、約1年2か月ぶりの試合となった今年11月の「RIZIN.32」では山本美憂との5年ぶりのリマッチ。山本がタックルを狙ったところに右ヒザを合わせて、山本が倒れたところにパンチを浴びせて山本を返り討ちにするTKO勝利。

 前回の試合で右のまぶたを負傷しながらもRIZINの榊原信行CEOのラブコールに応える形で約1カ月という短いスパンで2年ぶりに大みそかのリングに参戦したが勝利することができなかった。

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