【WBC】ベネズエラ監督、日本戦へ闘志「優勝したいなら、強いチームを倒さなければ」 ブルペン陣を研究

[ 2026年3月12日 14:19 ]

第6回WBC 1次ラウンドD組   ベネズエラ5―7ドミニカ共和国 ( 2026年3月11日    フロリダ州マイアミ )

ベネズエラ代表のオマル・ロペス監督(撮影・杉浦 大介通信員)
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 ベネズエラのオマル・ロペス監督が11日(日本時間12日)、ドミニカ共和国との1次ラウンド最終戦後の公式会見に出席。14日(同15日)の準々決勝で対戦する日本戦に向けての思いを話した。

 スター軍団のドミニカ共和国に必死に食らいついた。2点を先行されて迎えた初回、1死から一、二塁から4番のウィルソン・コントレラスの中前打で1点を返すと、2本のソロ本塁打でリードを3点に広げられた直後の3回には四球で出塁した先頭のアクーニャが、次打者・ガルシアの初球に二盗に成功。ガルシアの左中間二塁打、アラエスの右翼線二塁打で2点を返した。

 敗れはしたが、5回から登板した3番手・ブット以降のリリーフ陣5投手は強打のドミニカ共和国打線に得点を許さず。9回にも2点を返すなど粘りを見せた。監督は選手の奮闘を称えた上で、次戦の日本戦に向け「優勝したいなら、強いチームを倒さなければならない。もし彼らが本命なら、それに備えるだけだ」と表情を引き締めた。

 最高成績は、09年第2回大会の4強。悲願の世界一のためには決勝ラウンドでも自分たちの野球を貫くだけだ。「今日も我々は競り合った。序盤の失点を最小限にしようとし、試合を通して戦い続けた。日本戦でも同じだ」と話す。「最初から負けると思って試合に入ることはない。勝ちにいく」と闘志を前面に押し出した。

 日本戦の先発マウンドにはMLB通算53勝を記録し、フィリーズ時代の昨季、ドジャースとのナ・リーグ地区シリーズ(NLDL)第3戦で大谷翔平を3打数無安打に封じたランヘル・スアレスを送ることを明言した。日本投手陣の攻略については「数日かけて彼らのブルペンを研究する」としたうえで「先発が誰になるのか。彼らは基本的に先発が1人で、球数は85球前後になると思う。山本かもしれない」と侍ジャパンのエースへの警戒感を示した。

 国の威信をかけた全勝対決に敗れた。決勝ラウンドに向けての気持ちの切り替えは「特別なことは何もしない」と言う。「勝っても負けても、ページをめくるだけだ。明日また目を覚まし、神に感謝して、再びユニホームを着る。それがこのゲームの美しさだ。こんな時にうつむくようなら家に帰った方がいい。そうではなく、戦い続ける。どこまで行けるかを見る。それが野球だ」。平常心で自分たちのやるべきことをやる。結果はその先にある。それは相手が日本であっても、先発投手が山本由伸であっても変わらない。

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