巨人・田中将大 “熱投甲子園”で開幕ローテ前進 ワインドアップで最速147キロ、3回1安打無失点

[ 2026年3月9日 05:30 ]

オープン戦   巨人3―2阪神 ( 2026年3月8日    甲子園 )

<オープン戦 神・巨>力投する巨人先発・田中将(撮影・岸 良祐)
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 364日ぶりの甲子園のマウンドで再び大歓声に応えた。巨人の先発・田中将大投手(37)は3回1安打無失点と好投した。他の先発候補が振るわない中、最速147キロを計測するなど順調な仕上がりをアピール。次回も1軍でのオープン戦に登板予定で、開幕ローテーション入りへ確実に前進した。

 1年ぶりでも、甲子園にその名がコールされると阪神ファンからも大歓声が上がった。田中将は3回1失点だった昨年3月9日以来の聖地のマウンドで再び主役を演じた。今春2度目の実戦登板で初先発し、3回1安打無失点。手応えをかみしめながら仲間のハイタッチに応えた。

 「打者を抑えられてることはいいかなと思います。とりあえずしっかり抑えることができて良かったです」

 1年前とは違う。駒大苫小牧(北海道)時代からの代名詞で、キャンプから取り組むワインドアップ投球を披露。「今はワインドアップの方がうまく動ける」と昨季の最速149キロに迫る147キロを初回から計測した。直球主体に全9アウトのうち、7個を内野ゴロで奪い「自分の持ち味だと思ってるんで」と納得の表情を浮かべた。

 後輩へのエールも忘れなかった。練習中などよくイジられている大勢がWBCで奮闘中。7日の日韓戦は登板前日ながら投球を見守った。自身も2度出場した舞台で戦う後輩へ「点差が少ないところで投げて自信になるだろうし、次の投球も楽しみ」と背中を押した。

 先発陣は開幕投手候補筆頭の山崎以外は競争が続いている。7日のオリックス戦では則本、マタがそろって3回4失点。戸郷もフォーム修正の最中で対外試合の登板は1イニングのみだ。阿部監督も「(開幕ローテに)入ってくる可能性はあると思います」と期待した。「いろんなことを想定して、また次投げることができたら」と2回完全投球だった前回に続き好投した田中将。チーム最年長右腕が着実に、自らの立ち位置をつかもうとしている。(村井 樹)

 《伊織確実 竹丸有力》3年連続2桁勝利を挙げた山崎は開幕投手の筆頭候補で、開幕ローテーション入りは確実だ。FAで加入した則本や新外国人右腕のウィットリー(レイズ)、田中将に加え、今春の実戦4試合で計8回無失点と結果を残すドラフト1位左腕・竹丸(鷺宮製作所)が有力。その他、昨季は2桁勝利を逃し、復活を期す戸郷や、ドラフト3位左腕・山城(亜大)、新外国人のマタ(レッドソックス3A)らも割って入る。

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